個人投資家の皆様へ
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
「著作物の健全なる創造サイクルの実現」
これは日本国著作権法第一章 総則の第一条に謳われる「著作物は文化の発展に寄与」、「著作物の利用と保護の調和」を第一義に、デジタルテクノロジーによって数多くの著作物をより多くの人へ届け、その利用における適正な対価を著作者に還元し、また新たな著作物が生み出され続けるサイクルを実現すべく定めたメディアドゥのミッションであり、すべての事業の軸です。
私が事業を起こしたのは1994年、大学に在学していた二十歳の頃です。学生の立場を終えて社会へと出る人生の大きな転機を前に、自分自身が「成長」し続けることができる環境に自らの身を投じたいと思い至り、新たな道の第一歩として、学生時代に起業をするという可能性に挑戦しました。起業してから現在に至るまでの約四半世紀の歴史は、必ずしも順風満帆ではありませんでした。時代の流れに合わせて事業を考え、仮説の検証や試行錯誤を繰り返す失敗と挑戦の連続でしたし、今もその過程にあるといえます。ただ、創業来コンテンツ(=著作物)に関わり続けているメディアドゥは、私たちのプラットフォームを通じて魅力的なコンテンツが世に出続ける循環を作り、人々の生活を、ひいては社会を豊かにすることに挑み続けてきました。
また、私の生まれ故郷である徳島県との関わりの深さを足掛かりに、メディアドゥは地方創生活動も行っています。「一般社団法人徳島イノベーションベース(TIB)」をはじめとした全国の起業家支援活動や、徳島県唯一の男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」を発足・運営を手掛け、メディアドゥと地域の皆様との深い信頼関係を築いています。私個人としても、生まれ育った旧木頭村(現那賀町木頭地区)を未来へと紡いでいくために、コンビニエンスストア「未来コンビニ」や、キックボクシングジムが入る交流複合施設「NISHIU de repos」といった、「人が集まる場」を作るなど、人と人、地域と人、自然と人を繋げることに取り組んでいます。そして、未来コンビニは「世界一美しいコンビニ」として数々のデザインアワードを受賞しています。
藤田の生まれ故郷、徳島県那賀町
デジタルテクノロジーによって世の中は日々進化・変化しています。人々の生活は便利・豊かになっていく一方で、少子高齢化や労働人口の減少といった社会課題が深刻化していることもまた事実です。そうした社会に対して、「メディアドゥ」や「私」が何か貢献できることはないか、常に摸索しています。
私の人生とメディアドゥの歴史を振り返ると、今の私やメディアドゥがあるのは、決して自らの努力のみによってではなく、私の故郷を含めたさまざまな人や社会に支えられてきたからこそだと強く感じています。こうした人や社会への深い感謝の念を常に忘れずに、精一杯恩返しをし続けること。これこそが私が最も大切にしている想いであり、これからも私の行動指針、原動力であり続けるでしょう。
これからもメディアドゥグループは、私たちにしかできない価値提供について常に思いをめぐらせながら、協働するあらゆるステークホルダーの価値の最大化に貢献する媒介として社会インパクトの創出に努め、世界を繋ぐ媒介であり続けることで豊かな社会を未来に繋いでいきます。
株主・投資家の皆様には、引き続きのご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社メディアドゥ
代表取締役社長 CEO
