事業紹介OUR BUSINESS

メディアドゥグループは、電子書籍などのデジタルコンテンツを中心に著作物を世に広め、出版市場全体の拡大に最大限貢献することを目指しています。そのために、2,200社以上の出版社と150店以上の電子書店の間で電子書籍の流通を支援する「電子書籍流通事業」と、IP創出・業界の活性化・BX/SaaS拡大・新たなコンテンツの価値創出を推進する「戦略投資事業」を展開しています。

Business Segment

電子書籍流通事業

  • ビジネスモデル
  • メディアドゥを
    取り巻く環境
  • メディアドゥの強み

ビジネスモデル

メディアドゥは、国内2,200社以上の出版社と、150店以上の電子書店の間で電子書籍の流通事業を展開しています。

電子書籍流通事業 ビジネスモデル

出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」より 2020年度の実績値を記載

日本の出版業界の特徴として、欧米に比して多数の出版社と電子書店が存在しています。
双方にかかる様々な業務をメディアドゥが担うことで、円滑な流通を実現しています。具体的にはメディアドゥを経由することで、出版社と電子書店は一社一社と契約する必要がなくなり、複雑な商流を簡素化することができます。

メディアドゥがいない場合
電子書籍流通事業
メディアドゥがいる場合
電子書籍流通事業
当社取次によるメリット
1.出版社との取引・契約を仲介 電子書店のコンテンツラインナップを充実化
2.出版社・著作者への売上を分配 電子書店での毎月の売上データを集計
3.配信システムの運営 出版社から預かったコンテンツを電子書店に提供
4.様々なキャンペーンを実施 出版社・電子書店と連携した割引・無料などの施策を実施

(ご参考)出版業界における米国市場との比較
 ー 違いで分かる取次事業の必要性

出版業界における米国市場との比較
電子書籍流通事業
電子書籍流通事業

【業界環境】
米国の出版市場では、出版社は大手5社、電子書店に関してはAmazon1社(Amazon Kindle)の市場シェアが高く、寡占状態と言えます。そのため、取次を必要とするような複雑な手続きは生じにくく、直接取引が成立しやすい環境にあります。それに対し、日本は米国と比べて独立系小出版社の割合が多いため、紙書籍/電子書籍ともに自社ですべての流通を担うことが難しく、取次の存在を必要としています。

【制度】
米国では、書店が直接出版社から買い切る形で書籍を仕入れています。一方、日本では、紙書籍は出版社・取次・書店が「委託再販制度」に基づく契約を締結し、書店は在庫リスクを抱えることなく本を仕入れることができ、売れ残った本は返品することが可能です。また、電子書籍は多くの電子書店を通じて販売するため、多様な取引や細分化されたキャンペーンを管理する仕組みが必要です。

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業界プレーヤー数も多く、手続きも煩雑化しており、日本において取次は双方にとって必要不可欠な存在となっているのです。

メディアドゥを取り巻く環境

国内の出版市場は減少し続けていたが、電子化が進むとともに下げ止まり、2019年には上昇トレンドへ転換

国内出版市場は1996年の2.6兆円をピークに年々縮小していましたが、2018年で下げ止まり、2019年には上昇トレンドへ転換しました。電子書籍市場は引き続き拡大しており、2020年の出版市場全体(電子+紙)の市場は2年連続のプラス成長となっています。

日本の出版市場規模推移(億円)
日本の出版市場規模推移(億円)

出所:出版科学研究所

国内の電子書籍市場の拡大ペースは上昇傾向、電子書籍の流通増加は出版市場全体の活性化に直結

国内の電子書籍市場規模は2021年度予測で5,378億円あり、今後も拡大傾向にあると考えています。さらに、近年のコミックス(単行本)の市場規模については、場面・場所に制限されず購入できるデジタルの利点が寄与し紙コミック市場を超過して成長していることに加え、デジタルへの露出がカタログ効果となり、紙コミック売り上げの減少も歯止め傾向となっています。

電子書籍市場推移(億円)
電子書籍市場推移(億円)

出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」

コミックス(単行本)市場規模推移(億円)
コミックス(単行本)市場規模推移(億円)

出所:「出版指標年報」
※紙コミック市場は単行本市場のみ記載

2021年ジャンル別の出版市場規模(億円)

コミック市場は前年対比23%増と伸長と順調に市場規模を拡大しています。文字ものについても、米国や中国における電子書籍シェアは30~40%に対して日本はまだ5.8%となっており、引き続き拡大余地は大きいと考えています。

2020年ジャンル別の出版市場規模(億円)

出所:出版科学研究所
※出版科学研究所が発表する紙出版物の統計では、コミック書籍の90%が「雑誌扱いコミック」として「雑誌」に分類されているため、上記では「雑誌扱いコミック書籍」を書籍として集計し直した値を記載。また、コミック売上には紙・電子とも「コミック書籍」のみ計上、「コミック雑誌」は雑誌に含めている。

メディアドゥの強みはPositionとTechnology

当社の主軸となる電子書籍流通事業は、出版業界における取次という稀有なポジションと、これまでに培ったノウハウと最先端技術を活かして、流通におけるあらゆるサポートを行います。

Position

・流通の中核機能

・圧倒的なシェア

・業界からの支援

・グローバルにおける存在感

  • 流通総額世界第2位の1,580億円
  • キャンペーン管理件数(年間)1.5万件超
  • 国内流通シェア35%*1、出版社口座数2,200以上、取引電子書店数150以上の中間に位置する圧倒的なポジション
  • 電子書籍提供出版社のうち99%以上と取引可能
  • W3C*2のPublishing Business Groupにアジア唯一となる共同議長を輩出、日本人初のW3Cエヴァンジェリストが誕生
Technology

・高い開発力

・システム・データ管理含めたワンストップ対応

  • エンジニア150名体制
  • 電子書籍流通基盤からブロックチェーンを用いた新プラットフォームまで基幹システム全てを自社開発
  • コンテンツ配信数月間約8億ファイル
  • 1秒当たり7,000以上のトランザクション処理が可能なブロックチェーン基盤を開発
  • AWS*3の世界的なイベントであるRe:invent 2020においてブロックチェーン活用の唯一の国内事例として紹介される(海外含め4社)

*1 出典:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」より当社計算に基づく
*2 W3C(World Wide Web Consortium)インターネット技術の世界的標準化を推進する団体
*3 AWS(Amazon Web Services)は、米国及びその他の諸国におけるAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

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強みを生かしながら、
業界のオペレーション効率化と
ビジネスモデル変革による
市場拡大を目指す
メディアドゥの強み
メディアドゥの強み

戦略投資事業

戦略投資事業における各対象グループ会社および提供サービスの一覧をご覧いただけます。
各ロゴをクリックすると、詳細が表示されます。全ての詳細を表示(または非表示)する場合はをクリックしてください。

IP創出

インプリント事業

⼩説や漫画といった「原作の源泉」を保有し、映画やドラマ化等マルチコンテンツ展開を加速

対象グループ会社/提供サービス

株式会社日本文芸社
実用書・コミック・小説・雑誌を紙・電子問わず出版・販売

株式会社エブリスタ
小説投稿サイトの運営および映像化などのプロデュース事業

アルトラエンタテインメント株式会社
電子コミックのカラーリング、コミックの作画支援サービスを提供

次世代型出版「インプリント事業」を手掛け、女性向けマンガレーベルを保有

業界の活性化

出版ソリューション
事業

電子図書館、縦スクコミック、POD出版等の展開で出版業界全体の活性化を図る

対象グループ会社/提供サービス

株式会社PUBFUN
(株)インプレスHDとの合弁会社法人。個人の両PODサービスを統合させPOD市場拡大を目指す

PUBNAVI
電子書籍売上管理、および紙・電子の統合印税管理システム

株式会社フライヤー
書籍の要約コンテンツを提供するサービス「flier」を運営

BX/SaaS拡大

国際事業

海外での出版社向けサービスの拡充と、海外の先進的なサービスを国内で展開

対象グループ会社/提供サービス

Media Do International, Inc.
メディアドゥグループの国際事業展開拠点(サンディエゴ)

Quality Solutions, Inc. /
Firebrand Technologies

出版ワークフロー管理、書誌情報管理サービスの提供

NetGalley, LLC
書籍Webマーケティングツール「NetGalley」の提供

Supadü Limited
出版社向けWebサイト構築・Eコマースソリューションサービスの提供

新たなコンテンツ価値創出

ファンマーケティング事業

技術力を活かしたtoCサービスの展開により、デジタルコンテンツの新たな価値を創出

対象グループ会社/提供サービス

FanTop
メディアドゥが開発したNFTマーケットプレイス

株式会社MyAnimeList
世界最大級の日本アニメ・マンガを核とするコミュニティメディア「MyAnimeList」の運営

株式会社Nagisa
マンガアプリ、2.5次元声優特化の動画配信アプリ等を運営

株式会社Jコミックテラス
無料電子コミックサービス「マンガ図書館Z」の運営をはじめとする、電子書籍配信業

サービス紹介

FanTop
FanTop

様々なコンテンツのファンが、デジタルの‟ファンアイテム”(ファン向けの収集品)の収集・鑑賞、ファン同士の共有・譲渡・売買を楽しめるNFTマーケットプレイス

GREET
GREET

音楽、映画、アニメなどあらゆるジャンルの‟公式映像”を、オンラインの「上映会」で誰とでも一緒に観ることのできるソーシャル映像視聴アプリ

XRマンガ
XRマンガ

「ビーチリゾート」「森林」「学校校舎」「宇宙」などのリアルなバーチャル空間の中で、大画面・見開きで電子書籍を読めるVR電子書籍ビューアーシステム

PUBNAVI
PUBNAVI

株式会社光和コンピューターとの共同開発で提供する、電子書籍販売管理・印税計算・紙書籍も含めた印税支払管理などの機能を備えた、SaaS型の業務支援サービス

OverDrive Japan
OverDrive Japan

米OverDrive社との戦略的業務提携により、両社が取引先出版社から預かった国内外の電子書籍を図書館利用者がWeb上で検索・貸出・閲覧・返却できる、電子図書館サービス

NetGalley
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出版社から提供される発売前の作品のゲラ(原稿)をデジタルデータで読むことができ、レビューを書いて本のプロモーションや選書としても活用可能な書店員・司書・読者向けサービス

Picassol
Picassol

原稿整形や自動ルビ付け、表記揺れ・誤用などを検知する機能により、文書編集・校正作業の効率化をサポートするクラウドサービス