MORE CONTENT for MORE PEOPLE出版関連事業

メディアドゥは、国内シェアNo.1の電子書籍流通事業を基盤として、日本のコンテンツを日本はもとより世界中のより多くの人々に届け、著作者・出版社へ適切な収益を還元し、出版業界、日本の文化の発展と、豊かな社会づくりに貢献し続けます。

私たちの理念

メディアドゥは「著作物の健全なる創造サイクルの実現」をミッションに掲げています。私たちはこの理念を、著作権法に基づいて作りました。著作権法 第一章 総則 第一節 通則 第一条に謳われる「著作物は文化の発展に寄与」、「著作物の利用と保護の調和」を第一義としています。

電子書籍流通事業

メディアドゥは2006年から20年間にわたり電子書籍流通事業を手がけ、現在では国内ほぼ全ての出版社(2,200社以上)、電子書店(150店以上)と直接取引し、年間1,930億円の日本の本を電子書籍として読者に届ける国内No.1の圧倒的なシェアとポジションを確立してきました。出版社からお預かりしたコンテンツや書誌情報の登録・一元管理、各電子書店に電子書籍を配信するためのシステムの開発・提供、キャンペーン管理、売上分配までを一気通貫で担うことで、サービス形態の多様化によって繁雑になる運用業務を円滑化し、流通カロリーの低減と流通スピードの向上に貢献しています。

出版社は「150社以上の電子書店」と、電子書店は「2,200社以上の出版社」との間で、電子書籍データや売上情報、キャンペーンなどを個別にやり取りする必要があります。絶版の概念がない電子書籍データは日々増加し、販促キャンペーンも多様化・増加の一途をたどる中で、その増大する運用負荷を支えるのが「電子書籍取次」です。私たちが独自のシステムを通じてデータを集約・一元管理することで、出版社・電子書店の業務効率化やマーケティング施策等への注力を可能にします。

海外出版事業

メディアドゥは2006年に電子書籍事業を開始し、20年間にわたり出版業界の皆様に貢献する中で成長を重ね、国内ほぼ全ての出版社と直接取引する強固な信頼とポジションを築いてきました。メディアドゥグループはこのポジションの責務として、日本の“本”を世界に届けていかなければならない役割を担っていると強く認識しています。
メディアドゥは日本の本を世界に届ける「ゲートウェイ」を目指して、リスクを背負い、不退転の覚悟で出版物の海外展開におけるインフラを整えることで、世界に誇るべき日本文化の更なる発展に一層貢献します。

海外展開を取り巻く環境

①日本コンテンツを世界へ届ける重要性
日本のコンテンツ産業の海外売上高は鉄鋼や半導体をしのぐ輸出産業へと成長し、2024年には6兆円を超えました。日本政府は2033年までに20兆円へ拡大することを目指しており、令和7年度補正予算で556億円の関連予算を確保するなど、コンテンツは日本にとって重要な輸出産業の一つとなっています。人口減少が加速する中、海外に日本の本を打ち出すことで日本のコンテンツ産業が外貨を獲得し、国内の創作活動を後押しする重要性は高まっています。
②世界の出版市場は「紙」の流通が主流
日本の出版市場の36%を電子書籍が占めるのに対し、世界の出版市場で流通する本の約9割は「紙」となっています。日本の本を世界へ届けるためには、紙の本の流通基盤を確保することが不可欠です。
③日本コンテンツの翻訳のハードル
日本のコンテンツが英語に翻訳されている割合は、マンガ全体で約2%、近年の「文字もの」の新刊では約0.5%と非常に少ない状況です。日本で生み出される数々の本は、多様な文字と文体、繊細な心理や情景を映し出す言葉など、極めて複雑で美しく重層的な表現を可能にする言語――日本語の特性により、それぞれに素晴らしく奥深いストーリーが紡ぎ出されています。この日本語の表現を最大限に生かして各国の言語や文化に変換する翻訳は難易度が非常に高い現状にあります。

重要な輸出産業として日本のコンテンツを海外へ届ける動きと、メディアドゥの海外出版事業は軌を一にしています。海外展開においては、翻訳などの製本までの工程の体制整備に加え、世界各国の出版市場の商習慣への理解、流通網の確保が欠かせません。これら全てを一朝一夕に実現することは難しく、世界に日本の本を売り出すには高いハードルが存在します。

メディアドゥグループによる海外出版体制

メディアドゥグループは、日本コンテンツの海外展開に欠かせない国内出版社との信頼と取引基盤、電子書籍のノウハウを有するメディアドゥ、米国の拠点として海外展開支援を手がけてきたMedia Do International、そして強力な翻訳出版体制と紙の本の流通網を有するSeven Seas Entertainmentの3者の連携により、日本のあらゆる出版社のコンテンツを電子書籍はもとより、紙の本でも世界に届ける役割を果たします。

Seven Seasは北米マンガ市場の独立系No.1出版社であり、日本コンテンツの年間発行タイトル数で世界最大級の翻訳出版社です。メディアドゥグループは2026年3月、2017年の出版デジタル機構買収を上回る当社過去最大のM&Aとして、同社を買収しました。

多様な日本コンテンツの翻訳出版ライセンスを独自の“目利き力”で獲得し、北米で新ジャンルの市場拡大を牽引してきたSeven Seasは、制作体制を拡充しながら引き続き翻訳出版の実績を積み重ねます。そしてメディアドゥは国内出版社が海外展開をする上での窓口を担い、Media Do Internationalは海外出版事業の拡大・多角化に取り組むことで、全ての出版社と取引する「独立系」の3社の強みを生かした海外展開におけるポジションをグループ一丸となって構築します。これまで翻訳出版されてこなかった本は、既刊も含め全てが世界にとっては「新刊」となります。

Seven Seas Entertainment, LLC

北米を拠点に⽇本のマンガ・ライトノベルの翻訳出版を⼿掛ける独立系出版社。2004年の創業以来、100以上の出版社と契約、刊行作品は5,000点以上。北⽶最⼤⼿の出版社Penguin Random Houseとの提携により、北⽶を中心とした世界中の書店への流通基盤を保有。独自の目利きで人気作品を開拓し、英語圏でライトノベルのジャンルを定着させたパイオニア。

Seven Seas Entertainment
CEO & Founder

Jason DeAngelis

日本文化に魅了され、大学で⽇本語と⽇本⽂学を専攻し、卒業後は日本で6年間を過ごす。帰国後はフリーランスのマンガ翻訳家を経て、2004年、Seven Seas Entertainmentを創業。⽇本のマンガの精神とスタイルを備えた作品を届け、Seven Seasを北⽶マンガ市場No.1の独⽴系出版社として確立。

Media Do International, Inc.

2016年、メディアドゥの海外拠点として米カリフォルニア州に設立。国内作品の翻訳、海外電子書店への取次、マーケティング・プロモーション支援をはじめ、世界に日本の作品を届けるための多面的な支援を行う。

Media Do International
代表取締役

塩濵 大平

Media Do International代表として国内出版社などと連携し、出版サービスの国際事業展開、W3C電子出版国際標準規格に関する日本出版業界を代表した調整役などを担い出版業界に貢献。映像、音楽、デジタルメディアなど、世界各地で40年近いメディア・コンテンツビジネスのキャリアを有する。