ニュースリリースnews release

2021.01.13

メディアドゥ海外子会社代表、Web技術標準の国際団体「W3C」日本人初の公式エヴァンジェリスト就任

出版など国内各業界へ訴求活動・支援を推進

株式会社メディアドゥ(東証第一部 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣、以下「メディアドゥ」)の海外子会社Media Do International, Inc. (米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「MD-i」)の代表取締役 塩濵 大平が、インターネット技術の世界的標準化推進団体「W3C (World Wide Web Consortium)」において、このたび日本人初の公式エヴァンジェリスト(W3C Evangelist)に就任いたしましたので、お知らせいたします。W3Cエヴァンジェリストは現在、世界で計20人おりますが、日本人では初めての就任となります。


日本出版業界からはすでに株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社KADOKAWAといった出版各社がW3C正会員として参加しています。今回、株式会社小学館もW3C正会員参加することになりました。塩濵はW3Cで電子書籍の国際標準規格などを議論するPublishing Business Groupの共同議長の一人であり、今後はW3C Evangelistとして、広くW3Cとインターネット技術の汎用性を訴求する活動や、更に広範に日本出版業界各社のW3C参加の呼びかけ、またW3C内の活動支援を行ってまいります。



W3C Evangelistsの概要

W3C Evangelistsには、個人や企業に属する各専門分野のスペシャリストが選任されています。W3Cとウェブ技術、そしてその汎用性を訴求しながらイベントを開催したり、W3Cトレーニングやスポンサーの紹介をしたりするなど、W3C会員の多様性をさらに増強するための各種プログラムを実行するため、現在、メディア・エンターテインメントや出版、通信、自動車、決済、金融イノベーションなどのスペシャリストである計20名のW3C Evangelistsが世界各地で活動しています。

https://www.w3.org/Consortium/evangelists/list

W3Cはインターネット技術の世界的標準化推進団体で、出版がインターネットとの親和性を増す中、電子書籍の国際標準規格は、W3C内のPublishing Business Group、EPUB 3 Working Group及びPublishing Community Groupにおいて議論し、整備されております。電子書籍の国際標準規格は電子出版の創作環境や流通基盤に大きな影響を与えることから、メディアドゥグループはW3Cにおいて、未来の出版に関する世界最先端の技術や情報を相互に共有し、電子書籍の国際標準規格策定への提言活動を続けています。



塩濵 大平(しおはま・だいへい)プロフィール

日本最大の電子書籍取次事業者であるメディアドゥの海外子会社MD-iの代表取締役。 日本国内の出版社や電子書籍ストアと連携し、出版サービスの国際事業展開、W3C電子出版国際標準規格に関する日本出版業界を代表した調整等、出版業界に貢献しています。出版事業のほか、映像、音楽、インタラクティブ・メディア、モバイルコンテンツなど、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地で40年近いメディア・コンテンツビジネスのキャリアを持っています。

https://www.w3.org/Consortium/evangelists/list#dshioham


W3Cウェブサイト

https://www.w3.org/

本リリースに関する問い合わせ先

株式会社メディアドゥ 広報担当:戸張(とばり)/大坂(おおさか)
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 5F
E-mail:contact@mediado.jp

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