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創業経営者の「人間性」は投資の判断材料になるか?9月6日「第1回 SC IR Conference」開催

こんにちは。メディカム編集部 経営企画チームです。

企業の決算資料や説明会資料には、会社の数字と方針が示されています。ただ、経営者本人がどのような考え方で方針を示し、組織として道を定めたかを、直接聞ける機会はそう多くありません。

その機会をつくろうと企画したのが、2026年9月6日(日)に東京ビッグサイトで開くIRイベント「第1回 SC IR Conference」です。
IRイベントでありながら、登壇するのは各社のCFOやIR担当者ではありません。会社をゼロから立ち上げ、上場まで導いた「創業経営者本人」である5名が壇上に立ちます。1,000名規模のリアル開催限定イベントで、主催はメディアドゥ、参加費は無料です。 では、そもそも「SC IR」とは何なのか。開催の背景から順にお伝えします。



SCが指すのは「地域の持続可能性」

SC IRは、業績や事業戦略の説明はもちろんのこと、これまでのIR活動だけではカバーしきれなかった領域へと、視点の幅を広げるイベントです。

「その企業が世の中に対し、どのような好影響をもたらそうとしているのか」
「その企業は今まで、どんな考えでどんな決断を下し、成長を遂げることができたのか」

こうした広範囲、そして長い時間軸で、創業経営者たちの経験や信念、勝ち筋、さらにはそこから滲み出す「人間性」までを語り尽くすことが特長です。

創業経営者の講演では、それぞれが取り組む「地域への貢献」にも話題が及びます。

SC IRの「SC」は、Sustainability Creation(サステナビリティ・クリエイション)の略です。日本の持続可能性は都市部だけで担えるものではなく、地域にこそ日本が誇るべきアセットがある。「SC事業」は、起業家の力で地域が持つアセット(資産)を再定義し、地域の人が自ら立ち上がって地域の未来をつくっていく。そんな社会の実現を目指すものです。メディアドゥが重視する成長戦略のひとつにも位置づけています。

では、なぜメディアドゥは、大きく企業成長を遂げた「起業家」である上場企業の創業経営者たちが登壇するイベントを、自ら開くことにしたのでしょうか。




企業を事例に、これまでになかった視点を得る

きっかけは、個人投資家に向けたIRそのものへの課題意識でした。短い持ち時間で直近の業績と見通しを説明して、終わる。その形をなぞっていくだけでは、会社がこれまでどんな思いを持って歴史を重ねたのか、そして10年後や更にその先に、どこへ向かおうとしているのかを伝えきることはできません。ならば自分たちで新しい「場」をつくろう。そう考えた私たちは、まず2026年6月に徳島で第ゼロ回を開きました。9月のイベントは、東京都内で開催する「第1回」にあたります。

東証プライムに上場する企業の1割ほどは、なぜその事業を選び取り、なぜ一つ一つの判断を下したのかを自らの言葉で説明することのできる「創業経営者」が今も経営を担っています。今回はそのうちの5人が一堂に会し、業績や株主還元に加え、企業の長期的な成長シナリオやポテンシャルまで、一日かけて言葉を尽くします。

もっとも、SC IRは特定銘柄の認知拡大を目的とした通常のIRイベントではありません。

SC IRには、普段のIRではなかなか聞くことができない創業経営者の言葉を“一つの事例”として知っていただき、株式投資のあるべき姿や社会課題に対する、新たな視点を提示する狙いがあります。長期的に目指すのは、「インフレ」「円安」「地域の衰退」といった言葉が並ぶ日本が、より強く立ち上がっていく未来です。




人間性と事業、両方を語る講演

SC IRの構想をお話しすると、必ずいただく質問があります。「経営者の人柄や志を知っても、それだけで投資判断はできないのではないか」という問いです。

私たちもその通りだと考えています。ですからSC IRは、「創業者の人間性」だけを語る場にはしていません。

起業のきっかけ、上場を経験して学んだこと、地域創生への取り組み。語られるのは、経営者自身の話だけではありません。経営戦略や自社の強み、会社が今どのフェーズにあり、どこへ向かおうとしているのかまでを、一人ひとりが自分の言葉で話します。

なぜその市場を選んだのか、競争優位はどこにあるのか、次の成長はどこから来るのか。会場では、開示資料の“行間”にある判断の理由を、本人の言葉で聞くことができます。

創業経営者の価値観や人間性は、事業投資の選択、人の登用、危機のときの意思決定まで、会社が組織として下すあらゆる判断の根源となります。5年、10年という単位で株式を持ち続けようとするならば、その会社や創業者が「何を大切にし、何を選ばないのか」は無視できない変数です。

決算書に載らないものが、数年後の決算書をも左右するのです。




徳島で入れ替わった、投資の判断軸

徳島での第ゼロ回「SC IR Tokushima」に集まったのは、163名もの方々でした。メディアドゥ代表取締役社長 CEOの藤田によるメインセッション「なぜ、人口900人未満の木頭村出身者が売上1,000億円の会社を作れたのか?」と、さわかみ投信最高投資責任者の黒島光昭氏によるゲストセッション、そして両者によるパネルディスカッションという構成です。

▼「SC IR Tokushima」レポート記事はこちら
https://mediado.jp/medicome/challenge/17110/

来場者の皆様に「株式投資において大切だと考えること」をイベントの前後で伺うと、回答の分布がはっきりと動きました(当社調べ、複数回答)。

◾️ 増えた項目

  • 経営者の人間性 7.4%から28.3%へ
  • 中長期的な成長性 14.5%から22.4%へ
  • 地域貢献 2.0%から11.0%へ

◾️ 減った項目

  • 配当金、配当利回り 19.2%から12.6%へ
  • 業績安定性 13.8%から5.4%へ
  • 財務健全性 13.1%から5.1%へ

財務の健全性も配当も、投資判断に欠かせない指標であることに変わりはありません。それらを確認したうえで、最後の決め手をどこに置くのか。その順番が入れ替わったという変化だと受け止めています。

アンケートには、こんな声もありました。「明るい将来に結びつく活動をしている企業が多く存在することを知り、自分自身もそのような会社を見つけ、応援したいと思いました」




東証の開会挨拶から、5人のパネルディスカッションまで

開会の挨拶は、東京証券取引所 上場部 上場会社サポートグループ 統括課長の二出川 聡氏です。ゲスト講演には、みずほ証券サステナビリティ・エバンジェリストの清水大吾氏が登壇します。ゴールドマン・サックス証券に16年間在籍し、『資本主義の中心で、資本主義を変える』を著した清水氏が、資本市場の側から見た投資のあり方を語ります。

一日の中心にあるのが創業経営者5人の講演です。さくらインターネットの田中邦裕氏、ビジョンの佐野健一氏、ミガロホールディングスの中西聖氏、チェンジホールディングスの福留大士氏、そしてメディアドゥの藤田。全員が、自ら創業した会社の経営にいまも携わっています。

締めくくりは、経営者5人によるパネルディスカッション「なぜIBをやっているのか」。それぞれ沖縄、鹿児島、高知、徳島で、地域の起業家を支援する組織「イノベーションベース」に携わっており、その理由を本人たちが語ります。




開催概要

日時:2026年9月6日(日)10:00〜18:00(開場9:30)
会場 : 東京ビッグサイト レセプションホール
主催 : 株式会社メディアドゥ
参加費 : 無料(事前登録制、先着1,000名)
形態 : 1Dayカンファレンス、完全現地開催
内容 : 創業経営者5社による講演、パネルディスカッション、ゲスト講演、企業ブース展示

投資経験の有無は問いません。経営者の方、学生の方もご参加いただけます。各氏のプロフィールやタイムスケジュール、お申し込みは、イベント公式サイト(https://scir.jp/)をご覧ください。

なお、2027年5月下旬には、今年の徳島県に次ぐ地域行脚の「SC IR」として、熊本県で「SC IR Kumamoto」を開催予定です。




おわりに

数字は過去の結果です。その数字をつくり、これからも更新していくのは人です。

SC IRは、9月6日で終わりではありません。メディアドゥは東京と全国の各地域で毎年続け、地域社会と向き合う上場企業が登壇していく場として育てていきます。第1回は、その最初の一歩です。

9月6日、東京ビッグサイト。5人の創業経営者が、それぞれの言葉で会社と自分自身について話します。投資の判断軸を一つ増やす一日として、ぜひ会場に足をお運びください。
https://scir.jp/

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