こんにちは。メディカム編集部 経営企画チームです。
メディアドゥは2026年6月7日(日)、あらゆる方々を対象とした「投資」を考えるカンファレンス「長期で伸びる会社の『信頼と成長性』の見極め方 -個人の投資のあり方を考える-」を徳島市のJRホテルクレメント徳島で開催し、悪天候の中にもかかわらず163名もの皆様にお越しいただきました。
登壇したのはメディアドゥ代表取締役社長 CEOの藤田と、日本における長期投資のパイオニアである「さわかみ投信」で最高投資責任者を務める黒島光昭氏。
このイベントの目的は、個人の皆様にメディアドゥへの投資を呼びかけることではありません。本質として掲げる目的は、人口減少、地方衰退といった日本の大きな社会課題に対し、悲観するのではなく、金融の観点から「資産を“貯蓄”から“投資”へ振り向けることで、どのように一人ひとりがポジティブに向き合えるか」を考えるきっかけを提供することにありました。
今回の徳島に続き、2026年9月6日(日)には東京ビッグサイトで1,000人規模のカンファレンスの開催を予定しており、毎年複数回の開催を通じて全国へと広げていく構想です。この一連の取り組みを貫くキーワードが、「SC IR」(Sustainability Creation & Investor Relations)です。
この「SC IR」の一環として、私たちは徳島でのイベントを「SC IR Tokushima」とも呼んでいます。SC IRのコンセプトをお伝えする、SC IR Tokushimaのダイジェスト映像をまずはご覧ください。
9月6日(日)開催の「第1回SC IRカンファレンス」に関する詳細は、メディアドゥのニュースリリースに掲載しています。
▼メディアドゥ、上場企業の創業経営者だけが直接登壇する日本唯一*の大規模リアルIRイベント「SC IRカンファレンス」を初開催
https://mediado.jp/corporate/17054/
「SC IR」とは一体何なのか。そして6月7日の徳島のイベントでは藤田、そして黒島氏からどのようなことが語られたのか――。イベントの模様とともに、今後の「SC IR」の展開をお伝えします。
「SC IR」とは?
「SC IR」(Sustainability Creation & Investor Relations)は、地域の主要機関と協働して地域社会の課題や可能性に向き合い、その価値を最大化する「SC(Sustainability Creation)事業」の取り組みの一つ。主に地域創生に向き合う創業経営者を中心に、様々な上場企業の経営者の人間性に対する“共感・信頼”を軸としたIR(Investor Relations)をコンセプトに、メディアドゥが新たにスタートしたプロジェクトです。この「SC IR」のモデルを、多くの企業との連携のもと、全国各地域へ展開していきます。
徳島のイベントで、藤田はこのように語りました。
「『SCIR』は、地域の個人投資家様に向けた、地方創生のIRという意味合いがあります。日本のサステナビリティ、持続可能性は、地域・地方が持つアセットを再発見・再定義し、クリエーションした先にある。その考えのもとで、私たちは『SC事業』に取り組んでいます。地元の人にとっては『100』の価値だと感じていたものが、例えば海外の人々から見れば『200』だということもあるのです。
私が考えるSCIRの前提は、地域の個人投資家様と、上場企業の経営者を結びつけることです。IR担当者が立つのではなく、その会社の歴史と未来、設計と戦略、強みと弱み、それらを最も把握している存在である創業経営者を、何人もお呼びします。そして現在の日本全体のペイン(痛み)、困りごとである『人口減少』や『地方衰退』を、金融面で見るとどうなるのかを追求する。これを今後、日本全国で仕掛けていきたい」
SC IRで私たちが目指す姿は、一人でも多くの方々が、地域にポジティブに向き合う企業へ長期的な視点で投資すること。その営みが地域経済の活性化に繋がり、地域、そして日本社会全体をより強く盛り上げていくと考えています。

「投資」は一般的に、企業の短期業績や目先の売買損益に一喜一憂するイメージが先行しやすい傾向にあります。これに対しSC IRは、「投資」の捉え方に変化を起こし、「自身の長期的な資産形成」と「社会の未来に向き合う企業への応援」を両立する、“未来を作る投資”がテーマになります。
徳島でのイベントの模様
ここからは、徳島市で6月7日に行われた「長期で伸びる会社の『信頼と成長性』の見極め方 -個人の投資のあり方を考える-」の模様をお伝えしていきます。
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メインスピーカー:
メディアドゥ 代表取締役社長 CEO
藤田 恭嗣
ゲストスピーカー:
一般財団法人さわかみ未来創造研究所 代表理事 兼 さわかみ投信株式会社 最高投資責任者(CIO)
黒島 光昭 様
1994年皇太子奨学金奨学生としてハワイ大学バイオシステムエンジニアリング科修士課程修了。帰国後、筑波大学農学研究科博士課程を修了。企業の水処理研究職、さわかみ投信を経て、2015年より国立研究開発法人産業技術総合研究所にて上席イノベーションコーディネータとして勤務。2022年6月さわかみ投信の現職へ復帰。2025年1月一般財団法人さわかみ未来創造研究所(未来創研)を設立。現在、16名の研究者を支援中。「ぐるーっと回しておかげさん」が人生のモットー。
◆メインセッション(当社CEO 藤田)
メインセッションでは藤田より、普通預金による貯蓄と株式投資の金利を比較したうえで、売ることを前提とせず、金利的な考えを重視しながら、企業と長期的に付き合う覚悟を持って投資する「BS型投資」の重要性を強調しました。

多くのIRイベントでは、CFOやIR責任者が財務状況や業績の動向などを説明し、自社への投資を呼びかけることを目的とする一方、SC IRは創業者の人間性にフォーカスする「BS型投資」という投資のあり方を提示するイベントであることが大きな特徴です。
藤田は当日、企業の株価は短期的にはブレがあるものの、長期的にはどんな理念で、誰が経営しているかという「企業の本質に収束する」という考え方を提示し、「企業そのものや経営者を長期的に応援できるかが大切」と説明。そして、長期的視点でどのような観点を持って企業を見るべきかについて、メディアドゥの株価や業績、経営戦略を題材に語りました。

◆ゲストセッション(さわかみ投信 黒島 様)
ゲストセッションでは黒島様より「『私の考える”投資”とは』〜三人四脚の長期投資〜」と題して、「広く、深く、遠く」を軸に徹底したリサーチを行い、世の中になくてはならない企業を応援することの意義をお話しいただきました。
投資家、ファンド、投資先企業の「三人四脚」が長期的な視点で回り続けることで、結果的に社会を良くし、経済成長につながり、個人投資家にリターンを戻していくことができるという熱量を込めたお話に、会場全体が引き込まれました。

◆パネルディスカッション(黒島様&藤田)
パネルディスカッションで、黒島様は長期投資において企業の将来性を図る本質は「経営者」だと説明。「経営者のちょっとした言動や人間性、社会課題を解決しようとする志こそが、企業の信頼と成長性を見抜く鍵になる」と呼びかけました。藤田は経営者について「解像度を瞬時に上げ下げし、会社という船の方向を示す力」、そして何より「絶対に逃げないこと」「言ったことは守ること」が何よりも不可欠であると語り合いました。

事後アンケートでは「成長性・人間性」への着目が増加
来場者の皆様に回答いただいた事後アンケートでは、総合満足度で99%の方々に「非常に満足した」または「満足した」を選択いただくことができました。また、「株式投資において大切だと考えること(イベント前後での比較)」の設問では、「中長期的な成長性」や「経営者の人間性」を意識したいと考えるようになったことがうかがえる回答が多く寄せられました。
【株式投資において大切だと考えること(イベント前・後)】

現時点での知名度や財務などの側面も重要な指標である一方、このイベントを通じて、SC IRで提唱する長期的な「企業の成長性」や「経営者の人間性」にも着目していただけるように変化したことは、SC IRが目指す第一歩である“共感”を深めていただけた証左だと捉えています。
自由記述の感想では、
- 経済を回すことで世の中を良くするという考え方に感銘を受けた
- 徳島などの地方や日本の可能性、現実をどう受け止めて未来へアクションするか改めて考える機会となった
- 今まで投資に興味がなかったが、このような投資の考え方があると知ることができてよかった
などのありがたいお声を寄せていただきました。ご参加いただいた皆様に、重ねて御礼を申し上げます。
おわりに
メディアドゥは今回の徳島での開催を起点として、多くの企業との連携のもとで「SC IR」を全国へと広げていきます。2026年9月6日(日)には「第1回SC IRカンファレンス」を東京ビッグサイトで開催予定です。この9月のイベントでは、6月7日に徳島市でメディアドゥの経営者である藤田が一つの事例となったように、多様な上場企業の経営者が会場に直接登壇し、参加者一人ひとりが自らの「投資」を考える機会を提供します。
▼メディアドゥ、上場企業の創業経営者だけが直接登壇する日本唯一*の大規模リアルIRイベント「SC IRカンファレンス」を初開催
https://mediado.jp/corporate/17054/
投資が地域社会の未来を育て、応援する力になる。その考えのもと、メディアドゥがSC事業の一環として「地方創生×上場企業×創業経営者」を組み合わせて展開する「SC IR」。
この取り組みが全国へと広がり、多くの皆様にとって「この会社・経営者ならば裏切らない」という“共感”、そして長期的な目線での投資のあり方に対する“理解”につながることで、自らの地域や資産との向き合い方、考え方を変容させていく新たなきっかけとしていただけることを目指してまいります。