MEMBER'S VOICES #01
「人」に救われた若手時代。大局的目線を持ち業界に役立ちたい
TSUBASA MAEKAWA
電子書籍取次事業統括本部 運用管理本部 書店運用部 書店運用課 課長 / 前川 翼
前川 翼
PROFILE
2013年、ビットウェイ入社。同社のM&Aなどを経て13年10月から出版デジタル機構、19年3月からメディアドゥ。2021年まで電子書籍取次事業における出版社・書店営業やマネージャーを担当。現在は取次業務の運用改善などを取りまとめる書店運用課のマネージャーを務める。

#1 営業経験を業務改善へ

新卒でビットウェイに入社して以降、8年ほど電子書籍取次の営業に携わりました。現在の部署では、自社の取次事業の電子書籍データ入稿や納品などに関する運用管理と運用改善を行っています。直接売上を作る部門ではないのですが、工数を削減し、運用の正確性を高めることで社内外の様々な負担を軽減することを目指した取り組みを進めています。電子書籍取次に長年携わる企業として蓄積してきた運用のノウハウですが、改善すべき部分がないか疑問を持つことを常に意識して、運用関連の部署全体で議論しながら見直しを先導する立場です。

時には営業の目線、つまり出版社や電子書店の皆様のご要望と、社内の運用部の改善方針が食い違ってしまうこともあります。お客さんあっての取次だという考え方が第一である一方、全ての要望にそのままお応えするだけでは運用に無理が出てしまう場合があります。運用部の目線では社内の事情だけに目を向けがちになってしまうのですが、そこは元々営業だった経験を生かすことで、社内外の事情を踏まえた最適な落としどころを提案する部分で役に立てているのではないかと思います。多くのプロジェクトがある中でも、目先ではなく将来的に効果の大きい運用を目指すよう心がけていて、課内のメンバーにもそう呼びかけています。

ただ、仕事をする上では自分の意見を押し付けないことを大事にしています。聞く力を大切にして頭ごなしに否定せず、話しかけやすいような調和を大切にする人間でありたいと思っています。

#2 人と信頼の大切さを痛感

取次は自社商材がなく、出版社や電子書店の皆様の間に立って様々な調整ごとを担う立場です。入社1年目は営業として、時に関係先からお叱りを受けながら、直に両者の要望を受けて物事を進める難しさを痛感しました。要望を右から左に流すだけではダメで、それぞれの意図を汲み、納得いただけるような考えを自ら持って動くことが大切だと少しずつ学んでいきました。

営業として働いた8年間、いつも人に救われてきたという気持ちがあります。電子書籍が今ほど普及していなかった頃から、必要としてくださる出版社や電子書店の方々の存在は私にとって大きなモチベーションとなっています。出版業界の方々をたくさん紹介して顔を広げてくださった方や、ある電子書店ではプロモーション企画を一任してくださった方もいます。企画を任せていただいた時は、手掛けた企画でユーザーの方々が喜ぶ様子を見られて本当に嬉しく思いました。

出版社と電子書店、その先の読者や作品を生み出す著者がいなければ我々は成り立ちません。常に相手の目線に立ち、どれだけ信頼していただけるかが大切だと改めて痛感する瞬間でした。

#3 「中間」に立つ面白さ

当時の電子書籍取次で国内シェア1位だった出版デジタル機構がメディアドゥグループ入りしてから、同じ業界1位でもシェアが一気に広がったことで、電子書籍の流通を担う企業としての業界における存在感が一層大きくなったと感じたことを覚えています。電子書籍の流通総額は今も拡大を続けていますし、多くの出版社や電子書店の皆様と幅広くやり取りできる中間の位置にいる、メディアドゥにしかできないことがあると思っています。日本のように漫画文化が発展した国で、たくさんの会社が生み出す様々なコンテンツに携わることができるのは、とてもやりがいがあって面白い仕事です。

私としてはこれまでに営業や運用に携わったおかげで、電子書籍取次の構造全体を把握していると自負できるようになりました。これからメディアドゥが電子書籍流通でさらに貢献をしていくために、運用面では、より出版社や電子書店の皆様の理想に対し、手広く素早く応えることのできるシステムを構築していく力が重要になってくると思います。だからこそ、取次事業への理解を生かして、今後はシステムを含めた大きな事業の改善に向けたプロジェクトを推進していく立場を担っていきたいですし、そうならないといけないと考えています。

#4 未来に向かう会社

メディアドゥに興味を持っている方に伝えたいことは、この会社は事業部に限らず、好きなコンテンツを大切にする気持ちや他人を思いやる気持ちが強いような、とにかくいい人しかいないと思っていて、そこが魅力だと感じます。世の中は人間関係のトラブルがつきものですが、そういった心配もいらない環境です。

また、電子書籍取次だけでなく、広くコンテンツ業界に貢献する目線でも、新しいことにどんどんチャレンジできるのもメディアドゥの魅力だと思います。現状維持を目指すのではなく、未来に向けて動いている会社です。コンテンツが好きな人、コンテンツに携わりたい方は、将来的な可能性にもかけて、入社する価値がある会社だと思います。



※所属・肩書および仕事内容は、インタビュー当時のものです

#5 一日のスケジュール

9:00
出社/始業
まずはメールチェックをした後、その日に行う業務を確認します。
10:00
デスクワーク
打ち合わせで必要な情報の整理や資料作成などを行います。
11:00
社内会議(勉強会)
週に1度、日々の業務や運用面に関する勉強会を行っています。勉強会を通じ、お互いのノウハウの共有することが個々のスキルアップに繋がり、安定した運用を行うための土台となっていきます。
12:00
お昼
気分転換も兼ねて、基本的には外出して食事をとります。
13:00
社内会議(マネージャー会議)
週に1度、他部署のマネージャーを含めた全体会議を行います。部署単位ではなく、取次事業部全体の動きや方針を確認する場となります。
14:00
社内会議(課会)
週1に一度、課全体で案件の進捗確認会議を行います。課員一人一人が抱えている案件の進捗状況を確認し、案件の内容や進め方について課員全員で話し合う場となります。
15:00
デスクワーク
当日に必要な納品作業がピークに達する時間帯のため、各案件の進捗状況の確認や問い合わせのあった案件の対応などを行います。
17:00
デスクワーク
当日の納品作業についての最終確認を行います。
18:00
終業
翌日行う業務を確認し、業務終了。同僚と飲みにいったり、たまにサウナに行ったりします。