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リーダー昇格直後に育休4ヶ月。SREエンジニアが選んだキャリアと家庭の両立

こんにちは!メディカム編集部 エンジニアチームです。

ライフステージに合わせてキャリアの継続ができる──。メディアドゥには、育児や介護といった人生の変化に直面しながらも、自分らしく働き続ける社員がたくさんいます。今回は充実した制度内容だけでなく、それを支えるチームの理解、そして柔軟な働き方の選択肢がある環境で、どのようにメディアドゥの社員がキャリアを築いているのかを紹介します。

お話を聞いたのは、チームリーダー昇格直後に育児のため約4ヶ月の休暇を取得したSRE課の早川拓巳さん。出産の立ち会いから仕事と育児の両立まで、家族と過ごす時間を大切にしながら、エンジニアとして自然体でキャリアを重ねる日常をうかがいました。

早川拓巳(はやかわ・たくみ)

2016年に日本大学文理学部を卒業後、新卒で株式会社メディアドゥに入社。情シス、インフラエンジニアを経て、2020年3月よりSRE課に所属。現在はリーダーとして、インフラの運用とチームのマネジメントを担当。お子さんは現在2歳。


システムの信頼性を支えるSREエンジニア

──早川さんの今のお仕事とチームの構成について教えてください。

早川 IT統括部 SRE課に所属しています。SRE課では、メディアドゥが提供するいくつかのサービスの信頼性向上を目標にしています。「サービスをダウンさせない」「より早くレスポンスを返す」「サービスを使いやすくする」「いつでも使える状態を保つ」といった具合に、チューニングやカスタマイズをする業務がメインです。

SRE課は全システムに携われるのが特徴で、その中でも私の役割は、それらの統合管理です。システムはクラウド環境で動いているので、使用量に合わせて最適化して、コスト管理することに重点を置いています。SRE課のメンバーは部長を除いて5名。少数精鋭で、それぞれが担当領域を持ち、専門知識を活かして稼働しています。


「休まない選択肢はなかった」

──育休取得のきっかけと、取得時期について教えてください。

早川 約2年前、妻の出産予定日が決まった頃に育休を取ることを決めました。育休を取るか取らないかを迷うことはなく、大切な時期を一緒に過ごすのは当たり前だろうという気持ちで、休まない選択肢は頭の中にありませんでした。

私たち夫婦にとって出産・育児は初めてで不安が多く、完全に未知の世界。妻が一人でいる時間が長いのは心身共に負担が大きいだろうと感じていました。周囲から色々とアドバイスをもらうなかで、子どもの首がすわる時期が3ヶ月くらいと聞いていたので、期間は3ヶ月と決めました。

出産予定日が2023年の9月中旬だったのですが、メディアドゥの決算月は2月なので、9月は下期がスタートする月です。区切りよく、下期が始まる9月1日からお休みすることにしました。ただ、制度としては子どもが生まれてからが育休スタートになるため、出産前の時期は有休を活用して休ませてもらいました。チームのみんなも柔軟に対応してくれて、ありがたかったです。

実際に産まれたのは9月末で、10月以降は育休を利用するかたちで、10月~12月末まで3ヶ月しっかり休んで、年明けの2024年1月から復帰しました。


「何ヶ月取るの?」部長からの自然な声掛け

──会社やチームメンバーに休むと伝えたときの雰囲気や反応はいかがでしたか?

早川 若いチームで、あまりお子さんがいるメンバーは多くないのですが、なにげないタイミングで部長から「育休、何ヶ月取るの?」と聞いてくれて。自分からなんとかお願いして休ませてもらう、という雰囲気ではありませんでした。

実は、その頃は私がちょうどリーダーに昇格したばかりのタイミングでもありました。「新しい役職に就いたばかりなのに、休んで大丈夫だろうか」という不安も少しはありましたが、部長の問いかけのおかげで、杞憂だったと感じましたね。もしその時に「1年取ります!」と言えば、問題なく休めただろうとも思います。 引き継ぎなど業務的なやりとりを行う中でも、否定的な意見は一切ありませんでした。

社内結婚なので、妻が妊娠していることを知っている方が周りにたくさんいて、気にかけてくれている雰囲気もありました。

早川さん夫婦が利用した制度
・早川さん:育児休業(3ヶ月)、育児休業給付金 、社会保険料免除
・栢森さん(パートナー):産休、出産手当金、育休、育児休業給付金、社会保険料免除

オープンなチーム文化が支えるスムーズな引き継ぎ

──休暇取得のタイミングは重要な時期と重なっていたそうですね。業務の引き継ぎは滞りなくできたのでしょうか?

早川 ちょうど休んだ期間が予算策定の時期と重なっていて、私がその担当者だったんです。冗談っぽい感じではありますが、引き継いでくれた方からは少し苦労されたという話を後で聞きました。

少人数のチームだからこその部分もありますが、SRE課はメンバー間のコミュニケーションがすごく活発なんです。それぞれがスペシャリストとして専門分野を磨きながらも、お互いがなにをやっているのかを常に把握できている状態です。なので引き継ぎは非常にスムーズにできました。

もともと、チームMTGや座席が近いメンバー同士で「(利用している製品に)こんなアップデートがあったから触ってみない?」などと気軽に話して試せるような文化があります。その流れで、休暇中にも自分から希望して、オンラインでチームメンバーとラフに話す時間を月に1時間程度設けてもらっていました。進行中のプロジェクトやチームの状況を把握できていたので、復帰後のキャッチアップが自然とできました。


焦ることなく、出産に立ち会えた

──お子さんが産まれてから育休を取る方は最近、男性でも増えていますが、出産前から有休を使う選択をしてよかったことはありますか?

早川 準備期間をしっかり取れたことが大きかったです。初めての出産で準備すべきことも多く、妻のサポートに集中できました。予定日より遅れて入院が長引きましたが、焦ることなく対応できたのは休んでいたおかげです。出産の立ち会いにも無事、間に合いました。仕事しながら出産の連絡を待っていたら、きっと集中できなかったと思います。

──育休中はどのように過ごされましたか?

早川 基本的には妻と私の交代体制でずっと子どもの様子を見ていました。生まれた直後は2時間おきにミルクをあげなければいけなかったので、夜も朝も絶え間なくお世話が続きました。ベビーベッドの近くで一人が仮眠をとりながら対応して、もう一人は寝室でゆっくり休む、という当番制で乗り切りました。一人だけだと本当に疲れ切ってしまうので。

生まれて最初の3ヶ月間を一緒に過ごせたのは、本当によかったです。子どもの成長を間近で見られた貴重な時間でした。

「おかえり」の一言で当たり前の日常へ

──年明けから職場復帰ですね。戻ることへの不安や、久々に働く感覚はどうでしたか?

早川 社会人になってから、こんなに長く休みを取ることがなかったので、「朝早く起きて出社する」という社会人としてのリズムを戻すところで、少し時間がかかるなと覚悟していました(笑)。

でも、チームのみんなも「おかえり」と言ってくれて、自然に日常に戻れた感覚です。休みを取ったから評価を下げられる、不利になるということは一切ないですね。今も私がリーダーポジションを任せてもらえていることが、その証明だと思います。長く不在だったことを悪く思われているような雰囲気もありません。

──現在の家庭での過ごし方や、仕事と育児の両立について教えてください。

早川 平日は朝の保育園送りが私の担当で、妻が夕方のお迎えと寝かしつけを担当しています。休日は逆に私がメインで子どもを見て、妻にも自分の時間を持ってもらう。完璧に半々とはいきませんが、お互いができることをやっています。

メディアドゥのコアタイムは、11時〜15時なのですが、この制度には本当に助けられています。少し遅い9時に保育園に預けても出社に間に合うので、朝の貴重な時間をギリギリまで子どもと一緒に過ごせています。

──チーム内でリモートワークや時短勤務を活用している方はいますか?

早川 リモートワークを活用しているメンバーはいますね。時短勤務に関しては、私のチームに今はいませんが、妻が時短勤務を利用しながら復帰しています。

メディアドゥは、それぞれの状況に合わせて働ける環境だと思います。この日はどうしても、という時は問題なくリモートワークができますし、時短勤務が小学校6年生まで使える制度は珍しいですよね。多様な選択肢があって、すごく働きやすいです。


エンジニアとして、これからも成長を続ける

──仕事と育児を両立しながら、キャリアアップや成長は可能でしょうか。また、早川さんの今後の目標についても、ぜひ伺いたいです。

早川 可能だと思います。現在も育児をしながら、エンジニアとしての成長実感を日々持つことができています。新しい技術に触れる機会は十分にあるので、自分自身で手を動かしてキャッチアップし、使い倒せるように努めていますし、チームで学び合う環境もあります。

育休を経験したことで、それ以前と比べてチームマネジメントの視点が変わりました。チームメンバーそれぞれの知識や能力の強み、キャリア志向だけでなく、ライフイベントに対して理解を持って接することができるようになったと思います。

公私の状況を複合的に理解し、最適な業務を振り分けることで、メンバーそれぞれの成長とキャリアアップを支えていきたいと考えています。業務を通じた一人ひとりの成長が会社の成長につながり、業務で新しい挑戦の機会が増える。そんな循環をつくることが、リーダーとしての目標です。

また、自分自身の仕事と育児のバランスには引き続き十分配慮しながら、チームや会社にとって最適な働き方を今後も模索し続けたいと思います。


「最低3ヶ月」は必要と伝えたい

──もし同僚に「育休を取るか悩んでいる」と相談されたら、何と答えますか?

早川 個人的には、3ヶ月は育休を取ることを勧めたいです。育児の観点でいうと、3ヶ月なんてようやく首がすわったかどうかぐらいです。私ももっと休めばよかったかなと思いつつ、数日〜1ヶ月じゃなく、3ヶ月取得して本当によかったと思います。

正直、お休みする期間が長ければ長いほど、会社は日々アップデートされていくので、復帰後のキャッチアップが大変になるかもしれません。でも、休むことを受け入れてくれる文化がメディアドゥにはあるので、あとは本人の意識次第だと思います。

──一般的に「長く休むとキャリアが途切れてしまうのでは」と不安を持つ方は少なくありません。そのような不安を打ち明けられた場合は、どう答えるでしょうか?

早川 メディアドゥでは問題ないと断言できます。

むしろ育休を取ったことで、社内コミュニケーションの幅が広がり、業務にプラスになっている部分があると感じています。今、周りで結婚ラッシュが起こっていたり、違う部署の方にお子さんが生まれたという話を聞くことがあり、育休を取っていろいろ経験したからこそ、「現実はこうだったよ」「これは買った方がいい」とおすすめするなど、自然とそういった会話が増えました。子どもができた時に相談をしてもらえることもあるので、私がロールモデルの一人として、社内メンバーに伝えていきたいですね。


おわりに

早川さんの育児と仕事の両立は、日々試行錯誤の連続です。それを支えているのは、柔軟な働き方を可能にする制度だけでなく、オープンなコミュニケーションを大切にするチーム文化です。リーダーという立場でありながら、3ヶ月の休暇を取ることを「当たり前」として受け入れてくれた環境が、早川さんらしい「キャリアと育児の両立」を実現させています。

コアタイムが11時〜15時という柔軟な制度、小学6年生まで利用可能な時短勤務、リモートワークの活用。多様な制度があるうえに、何よりもそれを支える理解が根付いていて、ライフステージに合わせてキャリアの継続ができる環境がメディアドゥにはあります。

当社は社員一人ひとりが自分らしく働き続けられる環境づくりを大切にしています。ライフステージの変化に直面しながらも、長く働き続けたいと考える方々にとって、メディアドゥが安心して働ける場所であり続けられるよう、これからも取り組んでいきます。

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