MESSAGE #01
意欲あるエンジニアの育成に注力。働きやすい環境で自社開発能力を高める
KANAME NAKANO
執行役員CIO / 中野 要
中野 要
PROFILE
上場企業でオープン系開発部門を経験した後、2009年にメディアドゥへ入社し、電子書籍配信システムの開発などに従事。16年から18年まで技術部長。退社後にSIer企業で開発部門の取締役を務め、21年にメディアドゥへ再入社。現在はグループ全体のIT戦略の策定と推進を担う。

#1 エンジニアが働きやすい環境を作る

メディアドゥの技術組織が大切にしているのは、エンジニアが働きやすい環境づくりです。環境の整備によって、提案能力と開発スキルを兼ね備えた優秀なエンジニアがより多く社内で育ち、定着することを目指します。これが結果的に自社開発力を高めること、つまり社内の開発スピードとシステム品質の向上を図ることに繋がります。

そもそも、エンジニアが働きやすい環境はどうしたら実現できるのでしょうか。私は、専門性の高い業務に早期に携わる経験を積み、スキルを伸ばせることが最も重要だと考えています。そのような業務に誰もがいつかは向き合うことになりますが、必ずしも十分な業務経験が必要なわけではなく、若手の段階から時間をかけて課題解決することで飛躍的に成長することができます。

それと併せて、事業担当者と同じ目線に立って会話し、技術的な観点からも積極的に提案する過程で、エンジニアとして着実にキャリアアップしていくことができるはずです。一方、このような環境は主体的に学習と提案を重ねることが求められるため、受動的な姿勢では評価されにくいとも言えるでしょう。

#2 抜本的な社内教育の見直し

この環境を作るために、まずは社内教育の仕組みを抜本的に見直しています。具体的には、メディアドゥで活躍するエンジニアとして「当たり前」のマインドやスキル、知識を早期に体得してもらうために、新卒エンジニア向けの研修を社内で独自に開発・実施しています。技術的な基礎知識からビジネスの考え方、更にはメディアドゥが携わる出版業界特有の商習慣まで、幅広く学べる点が特徴です。

研修では最初に、入社2、3年目程度の若手社員が講師となり、開発に関する一通りの基礎研修を1、2ヶ月行います。その後は半年間、ビジネス理解を深めながら、新たな業務アプリケーションを自ら検討・開発する実践的な研修があります。これは主にベテラン級のエンジニアが実施します。そして翌年には別のエンジニアが講師となり、新たに入社した社員に教えるという循環を繰り返していきます。

#3 意欲あふれる人を歓迎

入社当初からスキルや知識が豊富である必要はありません。私自身も新卒でエンジニアとなってから5年、10年と時間を掛けて身に付けていきました。ゼロからでも自発的に学び、色々な立場の人と意見を交わしながら、積極的に手を動かせる意欲にあふれた方を、私たちは歓迎します。