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メディアドゥ、XR電子書籍リーダー開発に着手
―最新デバイスに対応し、自社既存サービス等と連携して新しい読書スタイルを提案―
株式会社メディアドゥ(東証第一部 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣、以下「当社」)は、自社の電子書籍配信インフラを活用した、VR/ARで利用可能な新型XR(※)電子書籍リーダーの開発に着手することとなりましたので、お知らせします。
2020年10月13日発売のFacebook社製VRデバイス「Oculus Quest2」に加え、今後の主力XRデバイスにも対応してまいります。既存サービスである当社運営の電子書店「コミなび」でのVR対応のほか、BtoBでのバーチャルebookリーダーの供給も予定しております。
(※)XR(エックスアールまたはクロスリアリティ)とは、VR,AR,MRなどの仮想空間技術、空間拡張技術による「多様な新しい現実」の総称。
5G通信時代の到来に向け、VR/ARデバイスも進歩を続けており、当社は電子書籍がスマートフォン・タブレットのみならず、XR環境でも日常的に読まれるものになると考えております。ARグラスでは視界を遮ることなく、また、VRではバーチャル空間の高い没入感の中で、両面見開き表示で読書に集中出来るなど、これまでとは異なる新しい電子書籍の楽しみ方が可能となります。
※映像は開発中のものです。
(C)赤松健/Jコミックテラス
ストーリーや場面に合わせて情景が移り変わる |
小さな文字も鮮明 | 本棚から読みたい書籍を選ぶ |
■開発の背景・課題意識
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、書店やカフェなど、読書に関わる生活空間が一時制限される影響を引き起こしました。こうした事態によって自宅で過ごす時間が増えたとき、VR/ARなど最先端の拡張現実技術によって提供される情報の交流空間、その利便性は計り知れないものとなります。当社はXR電子書籍リーダーを通して、来たる5G通信・XRの時代に適した、更に便利で身近な電子書籍のあるライフスタイルを提案してまいります。
■XR電子書籍リーダーによる新しい電子書籍の読書体験
これまでスマートフォンやタブレットの小さなディスプレイで読んでいた電子書籍は、XR電子書籍リーダーによってその領域から開放され、大画面かつ見開きで閲覧できるようになります。自由に拡大・縮小できるのはもちろんのこと、寝転びながらでも、手や腕が疲れることなく自由自在に読むことができます。両面開きで読む事が可能になり、電子書籍で漫画を読む際は新しい魅力にも気付くことが出来ます。
■最先端の独自開発エンジンとハイクオリティな空間デザイン
最新のゲーム開発に用いられる「Unity」のみならず、グラフィック・クオリティを重視した、より空間表現力に優れる「Unreal Engine」、そして特許出願を予定する複数の独自最先端技術を駆使しております。また、グローバルコンテンツでのデザイン・クオリティに高い実績のあるアートディレクターが美術監修を務めております。
これにより、これまでのVRでは見たことのないような、実写のような街並み、木々などの豊かな情景が広がるVR空間での読書体験が提供することができます。ストーリーやマンガの内容に沿って移り変わる美しい風景が広がり、さらに物語へ没入できることも大きな魅力です。今後の当社が描くXRの世界にご期待ください。
本リリースに関する問い合わせ先
株式会社メディアドゥ 広報担当:戸張(とばり)/大坂(おおさか)
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 5F
E-mail:contact@mediado.jp